このコーナーでは貴方のレポートを募集しています。又、もし貴方のサイトで気合の入ったレポートを掲載しているのならこちらからリンクさせて下さい。
楽器に限らず音楽・芸術の評価というものは所詮個々の主観でしかないのでどんどん無責任なレビューを送って下さい。別にテレキャス限定じゃないですよ。中古ギターを買う際の参考にもなるので古いギターも歓迎します。ただしちょっと上からっぽくて失礼だとは思うのですが、当サイトのレベルをKEEPするために 以下のようなガイドラインがありますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。
投稿ルール:
(1) | 初心者禁止 |
(2) | ギターはテレキャスターに限定しませんが、単なる「俺のギター自慢」じゃダメ |
(3) | 買ったばかりの楽器レポートはダメ 最低でも一ヶ月は弾き込んでから評価して下さい。買ったばかりだと嬉しくてやたら良く思えたり、逆に、その楽器のクセ・うまい付き合い方がわからなくて過小評価してしまったりするからです。 |
やの@52-80TX さん
私はFenderJapanのTL52-80TX(White ash,texas special pups) を持っています。
ダンカンquarter pound→ヴァンザントのtrue vintage(18000円、セット)
ポット →国産(コントロールプレートを替えないとUSA産が合いません)1500円、2個
スイッチ→USA製(プレートのネジ穴を少し広げました)2500円
コンデンサーもゼリービーンズ大のモノに替えました。1300円
元々付いていたテキサススペシャルやクオーターパウンドよりもパワーが控えめでクリアーでやっとテレキャスの音が出た感じがします。リアPUの音もキツすぎず良いです。
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Telecaster discussion pageにて「日本製のテレキャスは良くできてるけど、ポット、スイッチ、コンデンサー類の質が悪い。」との投稿が頻繁に見られる為、試しに全部交換して見ました。スイッチに関してはUSA製の方が耐久性に優れている、切り替え時にノイズが出にくいようです。 コンデンサーは足が短かく、はんだ付け時に苦労したくなかった為新しいのに替えました。 ちなみに50年代と70年代のテレキャスは使っているコンデンサーの抵抗値が異なる為に音質の差が出るとの事。USA52Reを買うと70年代に使っていたコンデンサーも付属しています。
JUN さん
機種:
Fender Japan TL 72-55 (50?)
Color:
ヴィンテージ ナチュラル(現在のナチュラルより赤味が強い)
Price:
5万円でおつりが来たと思う
オリジナルの音:
シャキシャキ、これがいい!セレクターがセンターの時、リアの音が強すぎたので高さを調節。これで9年弾いて来た。
造り:
しっかりしている。申し分なし!
使用弦:
Fender 10/46 色々なパッケージがあるがこの組み合わせで選ぶ。他のメーカーだとなぜかすぐ切れる。
改造レポート:
フロントとリアを直列にしてみた。ヴォリュームの裏に落としてあるフロントのコールド線(黒)をリアのホット線(黄)があるセレクターの端子につなぐ。
セレクターがフロント向きの時:図太い音になる。ディストーションをかけてソロを弾く。「これがテレキャスター?」と思うくらい。
セレクターが真中、リア向きの時:本来の音。ヴォリュームをやや絞りカッティングで聴かせる。
フロントの断線をきっかけに TEXAS SPECIAL に交換。配線は上と同じ。ただし、フロントが3本足になったのでアース線(黄)をヴォリュームの裏へつなぐ。
運良くハムバッキング効果が出た。パワーが強すぎてハウリングがひどい。ロウで固めてもらう。打開策を検討中。
改造時の注意点:
元の配線を図にしておく。ネジがインチサイズのため、プレートの穴としっくりこない。グラグラする。ハウリングの原因もこのためか?
Wackyさん
機種:Fender Japan TL-52
16年前に確か¥65000で購入した記憶があります。ボディが何の木を使用しているか分りません。多分アッシュだと思います。現役でガシガシ弾いてストーンズサウンドにしています。
Color:ブロンド(白っぽい方、当時バタースコッチブロンドが汚く見えた)
状態:ボディ ぶつけたり、革ジャンのファスナーで削れたりと見掛けオールドみたい?ネック よく弾くポジションは、塗装がはがれて汚れてます。
ピッキングにより19~21フレットあたりが削れています。
改造:テレキャスを使いたいけど太い音が欲しかったので以下の通り。
ポット 250k→500kオーム
ブリッジ 6way(シェクター製) オリジナルブリッジで手を切った
方いませんか?
ピックアップ <リア> トムアンダーソン(キースも使用)
<フロント> 最初から素晴らしかったのでいじらず。
フルヴォリュームにするとかなりFat過ぎてトレブリィが消えて
しまうのでお勧めのピックアップではありません。絞るとクリーン
なサウンドになりますけど。
アンプとの相性があるようです。オールドベースマンでなら涙が
出るくらいGoodです。
今後:ピックアップとポットを変更しようと考えています。
Voodoo TL50’sかヴァンザンドがいいかな。
あと配線を’52方式にしようと思います。
Katsumi (管理人) | ||||||||||||||||||
機種: Fender USA American Standard Telecaster (1999年モデル) New YorkのSamAshという楽器屋で当時650ドル位で購入。試奏したらすごく気に入って買ってしまいました。 音: トレブリーでいかにも「私はテレキャス!」という音。特にリアー+フロントは気持ち良くって涙が出そう。テレキャスだとストラトでは絶対やろうとも思わないアンプ直結で弾いても遊べてしまうところがすごい。 トーン・コントロールは10の所にクリック・ポイントがあり、この時信号はトーン回路を完全にバイパスする仕組みだ。 「オールド・テレの太い音が最高」みたいな人が多いが、私はモダーン・テレの「突き刺さるようでいて、ちょっとハスキー」な音も大好きです。バンドの音が厚くても埋もれないで通る音です。 しかし、しかし!フロントPUは「まあいいんじゃないの?」という程度。いまいち個性的な音がしない。音を聞いて「これはテレキャスだ」と自信を持って言えない。強く弾くとアタックの瞬間が少しつぶれたようなテレキャスっぽい音になるが、軽く弾くとどっちかというとストラト?というような音になる。(ちなみに私はテレキャス道に入る前はずっとストラトでした) 実は、最初は「テレのフロントはこんなもんか?」と思って気にしていなかったのだが、ちょっと前に買ったテレキャスを紹介するビデオで、Troy DextorというLAのスタジオミュージシャンが「僕の大好きなネックpickupはこんな音がするんだよ」と言って、とってもグレートな生音を出していたので、不満になってしまった訳だ。 という訳でフロントPUはそのうち交換しないと・・ 造り: 固体によってバラつきがあるので、割とマシなのを買ったつもり。それでも90年頃のFenderと比べたらどれもかなり良くなった。 bodyとneckのジョイント部の精度はかなりgood。 Bodyのルーティング加工は意外にも必要な所だけに穴があいている。Fenderもついに改心したか?(あたりまえに聞こえるが、91年頃のFenderはどうせピックガードで見えないもんだから、なんでもかんでもでっかい穴をザグってどんなPUでも入るようにしてローコスト化を図っていた。この頃のストラトなんて「ほとんどもうセミアコ」状態、CBS時代なんて目じゃない史上最低の時期だった。) Volume、Toneノブは実はプラスティック製。これは言われなければ普通わからないし、軽くなるので良しとしよう。 チューナーはシャーラー製。センスのかけらもない四角いデザイン。 ブリッジプレートとBodyの密着度はイマイチ。買う時に比べて気が付いたのだが、ここの造りは固体差が激しい。ある物はリア側が浮いているし、別のはフロント側が浮いている、で、こっちのは密着しているといった調子だ。ある楽器屋でここを何本もチェックしてたら:
・・・ってやっぱり今はやめた。小市民・・) |
ヤノカズヒロ さん
はじめまして、香川県在住のヤノと申します。
私のお気に入りはカスタムショップのアメリカン・クラシック・テレキャスター(ラメ入りパープル)です。3ピース・ボディなのが、光の加減で確認できます。とってもいいかげん (雑な作りに味があるということです)な作りです。
本当はもっとシンプルな白いボデイで、白いピックガードのメイプルネックが好きなはずなんですが、でもいいんですこれで。(安く手に入ったし音がよかったから)
金色の方は、もともとジャパフェンのカスタムテレキャスターで3サンバーストでしたが離婚して急に暇になり、塗装を剥がしてフロントPUをディマジオのLPデラックス用の物に交換し、ボディをコンターカットして、ネックを真っ直ぐにしてリシェープし、フレットのすり合わせをして、ホームセンターで買ってきたラッカーで金色に塗り、コンパウンドで新品みたいに磨き上げ、ブリッジを6ウェイに交換してついでにリアPUもディマジオのファーストトラックに交換して、フロントをデュアルサウンドにしてセンターポジションでフェイズできるようにミニスイッチを2個つけて、PUセレクターの場所が無いのでLP用のトグルスイッチにかえて最後にブリッジサドルをグラフテックのストリングセーバーに交換しました。ああ疲れたでしょう。
さて音はというと、文章では書けませんがスバラシイ音です。これは苦労したから思い入れが強くて、思いこみで言っているのでは有馬温泉。マジです。勝因はニトロセルロースラッカー塗装と、グラフテックのストリングセーバーとネックの入念な真っ直ぐ調節、そしてストレスの無いピッキングが出来るように調節された、ブリッジの高さ調節から実現しています。
話しがそれますが、このフェンダーが作った高さ調節を各弦で出来るブリッジは、どんな演奏者にも弾きやすく自分で調節することが出来る、画期的なものだと思います。私の考え方ではネックのRにあわせてブリッジを調節するのは、シロートのすることで、達人はピッキングをストレスなく出来るように、高さを決定しているのです。つまりピッキングする手のRに合わしているのです。だからレオくんは、演奏者が弾きやすいようにブリッジを調節したときに、指板上の弦高が丁度良くセッティングできるように、ネックの仕込み角度を変えることで解決する為にマイクロティルトを考え出したのだと思いこんでいます。
スバラシイ。
ちなみに私は、はじめてエレキ・ギターを知ってカタログを眺めて最初に形が気に入ったのは、テレキャスターです。ボディに垂直水平にレイアウトされたパーツのバランス。しゃれた形のヘッド。友達に言うと「昆布みたいなヘッドのどこがイイんじゃ」といわれたことは、いまでも忘れません。「ふっ、キミはまだ解らなくてもいいんだよ」などと中学3年生の私はとても大人のテイストでした。
最後に私の気になる(欲しい)テレキャスターは、白いボディのメイプルネックの60年代モデルと、セットネックテレJr.です。
長々と書いてしまいましてどうもスミマセンでした。
お疲れ様でした。
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