このコーナーでは貴方のレポートを募集しています。又、もし貴方のサイトで気合の入ったレポートを掲載しているのならこちらからリンクさせて下さい。
楽器に限らず音楽・芸術の評価というものは所詮個々の主観でしかないのでどんどん無責任なレポートを送って下さい。別にテレキャス限定じゃないですよ。
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(2) | ギターはテレキャスターに限定しませんが、単なる「俺のギター自慢」じゃダメ |
(3) | 買ったばかりの楽器レポートはダメ 最低でも一ヶ月は弾き込んでから評価して下さい。買ったばかりだと嬉しくてやたら良く思えたり、逆に、その楽器のクセ・うまい付き合い方がわからなくて過小評価してしまったりするからです。 |
トレモロのスプリングから時々出るノイズを無くす
Katsumi(管理人)
eBayでこんなのを買いました。写真ではまるでヒートシュリンクチューブみたいに見えるなって思ってたら、やっぱりただのヒートシュリンクチューブでした・・
だったらそこら辺で普通に売ってるじゃん・・・
こんな風に大きいのと小さいのがあって
インストラクションによるとまず小さいのを中央にはめます。
で、熱を加えるとヒートシュリンクだから縮んでぴったり
次におもむろに大きいのを被せてこんな風にする。
最初の小さいのは使っているうちにずれないようにするためでした。
自分の場合は3本やってこんな感じに。おぉ、なにやらカッコ良いかも。
確かにスプリングからのノイズはほとんど無くなりましたね。
トレモロの使用感は全然変わらないし・・・うん、結果大満足です!
今までは時々「ギーッ」とかいってたし。
めちゃめちゃ安い割りに効果は大きいのでお勧めです。
nozoneさん
squier51
http://nozone.exblog.jp/22137756/
squier mustang
http://nozone.exblog.jp/22293748/
1979 strat
http://nozone.exblog.jp/22082849/
ダブルネック1
http://nozone.exblog.jp/988909/
ダブルネック2
http://nozone.exblog.jp/1046827/
2011年アメスタテレキャスター(改)
Name Bud さん
元のギターはアメスタの2011年製テレキャスターです(シースルー・レッドのアッシュ2ピース)。
サブ、雨の日用に購入したものでした。
まず、はじめにボディの清掃でした。ピックガードを外すと塗装屑、木屑、適当に塗られた伝導塗料、得体の知れないステッカー…
これを塗装剥がし液やスクレーパーやノミできれいにして、アースを外しました(ビンテージ回路が好きなので)。
次にナットを交換しました(アメスタのナットって妙に安っぽい)。獣骨ナットに替えたことで、別物のように音が向上しました。
その次はペグを交換しました。四角い無骨なシャーラー製のアメスタ用チューナーがどうしても苦手でした。スタガード・ポストになっているので、4弦から低くなっているという、どうでもいい仕様でしたね。これを70年代のシャーラーFキーに交換しました。
このおかげで硬かった音が若干まろやかになりました(ナット締め込みからブッシュ打ち込みに変わった影響?)。
ついでにローラー・ストリング・ガイドをバタフライ型に交換。
ピックアップも再ワウンドしました。
アメスタにはマイクロ・ティルト機構があるのですが、全く使用しない機構なので(使用する人はかなり少ないと思います)、ネック側の丸いプレートを外し、同じ形に切り出したメイプルの端材で埋めてしまいました。加えて、マイクロ・ティルト穴の開いたジョイント・プレートをアメスタ・ベース用の若干分厚 いプレートに替えました。
アメスタのシースルー・アッシュには黒いピックガード(つぶし色は白)が付いていたのですが、赤いテレには白ピックガードというこだわりが私にはあるので、こいつも交換しました。しかし、アメスタは他のテレ・シリーズと違い、ピックガードに互換性がなく、アメスタ用は3プライ、フロント吊り下げなので却下!仕方なく自分でプラ板から切り出しました。1プライのピックガードが好きなんです!しかし、あまりにもぴったり作りすぎて、8スクリューで取り付けると、ピックガードの間に挟むようにしていたピックがまったく入らなくなってしまいました。なので、ボディに密着する方のエッジを少しだけスクレーパーで削り、すんなり入るようになりました。
フロントPUも吊り下げ式ではなく、ボディ直付けにしました。
ボリューム・ポットには0.001μFのオレンジドロップを取り付け、ボリュームを絞ったときのカラッとしたTwangを狙いました。
このような改造を行った結果、まるで別物の如く音が向上し、また弾きやすくなりました。元はねっとりとした感じでテキトーな感じのアメスタの音色と弾き心地が、ニュアンスをよく出してくれるいいギターになりました。
これも、テレが元々持つ力なんでしょうね、オソロシヤ…
Bacchus T-Masterレポート
oguさん
http://ogu.soap7.net/photo/TMaster.php
Warmoth custom Telecaster
motoさん
この度、自分の好みを反映した理想に近いテレキャスが完成したので、ユーザーレポートということでレポートさせて頂きます。
『全体的なコンセプト』
・60年代のテレの類似スペックでヴィンテージサウンドを目指す
・ネック、ボディともに高品質の材を使い、「育つ」ギターにする
・実用的な範囲で軽量なギターにする。
『ボディ』
個人的にクオリティーと値段の面でバランスが良いと感じるWarmothを使用。今までの経験上、フルオーダーで購入すると何故か重いボディになるので、(だいたい2.3kg超)Warmoth在庫のShowcase Bodyで、自分好みの仕様で気に入ったものが出てくるのをじっと待ちました。(笑)
仕様としては、2ピースのスワンプアッシュで柾目に近いもの。重量は1.75kg。ブリッジはオールドスタイル、ジャックも丸型が使える22mmのジャックホール。塗装に関してはWarmothのPurple to Clear Sunburstという色が気に入ったので、塗装をWarmothで依頼しました。
※Warmothで頼むと、フェンダーよりはやや薄めのポリ塗装になります。
個人的にフェンダー系のギターは、ネックの鳴りとギター全体の重量がサウンドに最も影響すると思っているので、ラッカーで塗装するのは耐候性を考えてやめました。
『ネック』
これまたWarmothです。ネックに関してはオーダーして作っています。完全にヴィンテージ仕様のオーダーで、材はハードメイプルを使用。ただ、メイプルはメイプルでもQuarter Sawn Maple つまり柾目のメイプルでオーダーしています。指板はローズウッドでペグはクルーソンタイプ。ナットは最近気に入っているTUSQという人口象牙の樹脂です。フレットはヴィンテージ系の細めのもの。
ネックシェイプはWarmothの中でも一番薄いシェイプ。弦は09-42なので反るようなことは無いと思いますが、そのへんも踏まえて柾目メイプルを選んでいます。
一番の特徴としては指板のRadiusがStraight
10inchであること。フェンダー系のRだと私の好みとしては、ハイポジのRがキツすぎるのでこういったオーダーをしています。
感覚的にはGibsonのネックのような感じになります。効果としては、かなり弦高を抑えたセッティングにしてハイポジで2音以上チョーキングしても、音づまりが発生しません。
ストリングセイバーは遊び心で丸型です。
『ハードパーツ』
ペグ、コントロールプレート、ネックプレートはWarmothのものや、Fender純正の組み合わせです。
ブリッジとサドルはカラハムの傾斜付きのものを付けています。
色々なメーカーで悩んだんですが、彼らのHPの商品説明を読んで設計哲学に深く共感したのが決め手でした。www.callahamguitars.com/
(ブリッジのプレートはコールドスチールをこういう段階を経て曲げるだとか、素材の厚みの話、サドルの共振の問題の解決や、サドルのネジ長、ネジ位置のオフセットなど。)興味ある方は一度読んでみると結構面白いと思います。
フェンダー純正ブリッジの品質については「我々は過去の失敗や欠点を再現することに興味はない。」という感じで結構ボロクソに書かれていますが….(笑)
それにしても、テレキャスの登場から半世紀以上経つにも関わらず、金属製サドルについてしまう弦の跡による弦の切れは何とかならんもんですかね。
『電装系』
SwitchCraftジャックなど信頼性のあるパーツをセレクト。
ボリュームポットは1MA、トーンは250kを使用。
ハイパスを付けた硬い音が嫌いなので、ボリュームポットによって予め高音が抜けやすいようにという思惑です。
コンデンサーはGood Allの0.047を付けています。
スタジオに5種類ほどオールドコンデンサーを持ち込んで、とっかえひっかえしながら決めたので、かなり満足いくトーンになりました。(笑)
3wayセレクターのノブは使いやすさを重視してストラトのものを付けています。
コンデンサーの足はこんなに長くする必要は無いのですが、いつ何時取り替えて再利用するやもしれない…という貧乏性で長めにしています。
ジャックはMONTREUX Electrosocket Jackを使用。
これはかなりオススメのパーツでして、アルミ削り出しの座金にネジ山が切ってあり、そこにSwitch
Craftジャック#11をねじ込んでボディーにネジで二点どめします。
構造的にぐらつかないので、オリジナルにこだわらずに機能美を求める方にオススメ。
『ピックアップ』
今回のオーダーの中で、一番到着に時間を要したパーツです。なんとオーダーから到着までに3ヶ月かかりました。。。
Sheptoneというアメリカのワシントンにある完全手作りブランドのピックアップです。http://sheptone.com
オーダーによって磁石を変えたり、ターン数を変えたりまで対応してくれる粋なメーカーです。
特徴として、カスタムピックアップにありがちな嫌味のある音の太さが無いヴィンテージサウンドです。
ダンロップのようなぶっとさもなけれは、Lindyのようなドーピング気味の粒立ちもアクもありませんが、とにかく素直です。
テレキャス本体の木材やブリッジの素材による特徴、そして弾き手の表現を、これでもかというくらいにクリアに表現してくれます。
Youtubeにいくつかサンプルが上がっているので、是非チェックしてみてください。前後でたったの$169というのも嬉しいです。
『インプレ』
ネックが柾目なせいか、とてもガッチリとした印象のギターになりました。全体の重量は3.0kg丁度で、何故かボディの重量の割には重くなってしまいました。
完成から3ヶ月なのでまだ全体が鳴り出した感じは薄いですが、現状でもネックからボディーから良く鳴っていますので、今後が楽しみです。
センターのサウンドは、弾いていて思わずヨダレが垂れそうになりました(笑)
テレキャスのセンターの良い音って、キャリンという鈴鳴りのサウンドの先に、愛しくなるかわいい響きがあると思うんですが、それがハッキリと感じられます。
(何を言っているか意味不明だったらスイマセン。。)
リアの音の良さも特筆に値します。
ハイパスを使って無いのもありますが、耳に痛すぎない芯のある音です。
アンプのゲインを上げるなどして弾くと、アルバート・コリンズ、ロイ・ブキャナン御大に通ずるリアの音が出せます。
ダンブル系ペダルをうっすらかけるなどして弾いてやると、ロベン・フォードのテレキャスのような旨味成分たっぷりのいい音が出てきます。
フロントも甘くて良い音ですが、甘いだけでなくトーンを開けた時にはセンターには無いキレの良さも出てくるので、色々と使えそうです。
テレキャスはどんなジャンルにも、バッキングからリードまで、ペダルを使用した時も万能に使えるギターだと思いますが、今回はますますその思いを強くしました。
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