ボルトオン・ネックのネジの締め方について

某USA巨大掲示板に興味深い情報があったので紹介します。

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あるギターの高音域が出過ぎてキンキンしていました。今までネックをマウントするネジはしっかりとキツく締めるものと思っていましたが試しにネジを4分の1ほど緩めてみました。この時点では全くなんの変化も無かったので更に4分の1、今度はヘッドストック側のネジだけ緩めてみました。すると高音域が落ち着いてベースが響くようになりました。ネックはそれでもしっかり付いていて変に動いてしまうなんて事も無いです。ネットで探してもこういう情報は見つからなかったのですがどう思いますか?

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これは一般的に知られた方法ですよ。弦がネックを引っ張るのでネックポケットのブリッジ側の壁とネックエンド部がより強く密着するのを期待するテクニックです。

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かなり有効です。もう何年もこれをやっています。

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Hi-Fiオーディオの世界ではスピーカーのネジ止めトルクについてよく話題になります。

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ふむ。これは知らなかったな。組み込みセットアップの技として憶えておこう。

ちなみにギターによってネックポケットに開いているネジ穴の大きさが全然違います。この技が有効なのはネジより少し大きい穴が開いているギターに限られますね。(木工技術的に考えれば「ネジより少し大きい穴」が開いているのが正解なんですけどね)

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